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まぁ、空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの

増補新装版

出版社名 現代書館
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-7684-3591-5
4-7684-3591-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 294P 19cm
シリーズ名 まぁ、空気でも吸って

商品内容

要旨

社会は変われるということを信じ続ける。荒涼とした世の中を「人サーフィン」であざやかに乗り越えた四四年間の軌跡。新たな4章を加え、自立生活運動史に残る名エッセイが復刊。

目次

第1部 「自分」を生きる―障害と共に成長して(私の障害のこと
母について―私の根源
自立への三大革命 ほか)
第2部 泣いて、笑って、ありがとう(宏美と共に歩んだ二四年
二四年の胸のうち)
第3部 風のおくりもの―増補新装版への追記(知事への手紙
相模原障害者殺傷事件を振り返る
自立生活をすべての人に開かれたものにするために ほか)

著者紹介

海老原 宏美 (エビハラ ヒロミ)  
1977年、川崎市生まれ。一歳半で脊髄性筋萎縮症(Spinal Muscular Atrophy)で三歳までの命と診断される。そんな診断をよそにすくすく育ち、小、中、高とも地域の普通校に進学後、97年、東洋英和女学院大学に入学、臨床心理学を専攻。卒業後、韓国縦断野宿旅「日韓TRY2001」を経て、同年11月から東経営京都東大和市で自立生活開始。モットーは「できるかできないか、ではなく、やるかやらないか」。2008年に自立生活センター東大和の理事長、09年に「呼ネット」の副代表と東大和市地域自立支援協議会の会長、14年にDPI日本会議の理事、15年に東京都自立支援協議会の副会長に就任。2021年12月24日、脊髄性筋萎縮症の進行に伴う肺性心のため、44歳で逝去
海老原 けえ子 (エビハラ ケエコ)  
茨城県生まれ。天台宗文殊院で育つ。元銀行員。元いのちの電話相談員。二男一女の子どもたちが巣立ち、今は夫と二人暮らし。愛犬と戯れること、草花を育てるのが好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)