• 本

守城の人 明治人柴五郎大将の生涯 新装版

光人社NF文庫 むN−338

出版社名 潮書房光人社
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-7698-2338-4
4-7698-2338-X
税込価格 1,309円
頁数・縦 774P 16cm
シリーズ名 守城の人

商品内容

要旨

その生涯に二度「敗戦」の悲哀を味わった風雲児柴五郎―十歳のとき会津落城を、そして八十八歳のとき陸軍の最長老として大日本帝国の敗北を…。政治小説「佳人の奇遇」で文名を謳われた柴四朗を兄に持ち、北京篭城戦でその名を世界にとどろかせ、賊軍の出ながら大将にまで昇りつめた波瀾万丈の足跡を辿る。

目次

第1部(会津武士の子
鳥羽伏見の戦い ほか)
第2部(斗南の飢寒地獄
青森県給仕に出世 ほか)
第3部(父との別れ
渡清・福州に向かう ほか)
第4部(「義和団」の地鳴り
北京篭城計画 ほか)
第5部(日露開戦
南山から奉天戦へ ほか)

著者紹介

村上 兵衛 (ムラカミ ヒョウエ)  
大正12年、島根県・浜田に生まれる。広島陸軍幼年学校、陸士卒(57期)。近衛歩兵第6連隊旗手を経て、陸軍士官学校区隊長で敗戦。戦後、東大独文科卒。三浦朱門。阪田憲夫らと『新思想』(第15次)によって創作活動。短編集に「聯隊旗手」がある。昭和31年、「戦中派はこう考える」を中央公論に発表する。以後、主として評論およびノンフィクションの分野で活動。平成15年1月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)