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佇む傍観者の哲学 ショーペンハウアー救済論における無関心の研究

出版社名 晃洋書房
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-7710-3679-6
4-7710-3679-9
税込価格 4,950円
頁数・縦 255,1P 22cm

商品内容

要旨

悲哀に満ちた世界の中で「よく生きる」ためのヒント。日常の利害関心から離れ、佇むことで開かれる世界とは何か。ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』を「無関心」をキーワードに読み解き、その救済論が秘める可能性に迫る。

目次

第1部 佇む傍観者の無関心(それ自身無関心に、単に知覚される感覚の発見
色彩と利害関心
単なる色彩は美しいか?
美とその媒体
人間とイデー ほか)
第2部 佇む傍観者が透かしみる無上の無関心(美から善へ
苦悩の共同
地獄をみる
人間はエゴイズムを克服できるか?
陰徳としての謙遜 ほか)

出版社・メーカーコメント

悲哀に満ちた世界の中で「よく生きる」ためのヒント日常の利害関心から離れ、佇むことで開かれる世界とは何か。ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』を「無関心」をキーワードに読み解き、その救済論が秘める可能性に迫る。

著者紹介

鳥越 覚生 (トリゴエ カクセイ)  
1984年石川県金沢市生まれ。博士(文学・京都大学)。現在、大谷大学文学部哲学科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)