集団精神療法テキストブック 総論編
出版社名 | 金剛出版 |
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出版年月 | 2025年4月 |
ISBNコード |
978-4-7724-2094-5
(4-7724-2094-0) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 198P 21cm |
商品内容
要旨 |
本書は、集団精神療法について学び、それを実践しようとする人に向けたテキストである。どこから学べばいいのかわからない、何を実践すればいいのかわからない、そういった方に向けて、グループというものの概論から、臨床での使い方までを網羅的に解説した。いま、一昔前とは比べものにならないほどの情報にさらされ、自ら選択せねばならない状況にある。そういう中で、心理療法はさまざまな場面での効率化がはかられ、また、求められてもいる。集団精神療法は実に活用範囲の広いものであり、効率的な実施形態として、選択されることが多い。だが、効率性以上に、グループの中に入り、そこでの体験を通して自分と他者、そしてその関係についてじっくり考えることが、この時代だからこそ意味のあるものだと考えるのである。本書は「総論編」のため、さまざまな理論に基づく技法について詳しくは触れていない。だが、日々の臨床にある「グループ」を振り返ったり、少しずつでもグループを取り入れていくヒントになるだろう。 |
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目次 |
序章 本書のねらい:日本における集団精神療法の現状を踏まえて |