• 本

蛭子と傀儡子 旅芸人の物語

出版社名 現代企画室
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-7738-0908-4
4-7738-0908-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 67P 26cm

商品内容

要旨

たった一人で海の上を漂流する遍歴の旅。その漂流は中世の旅芸人、すなわち吟遊詩人、絵師、楽師、琵琶法師、職人、傀儡師の旅の想起であり道すがら作品を上演し、辻説法で人びとと交流し、感情と思想を分かちあう遍歴である。漂流するのは蛭子と傀儡子、中国の海の守護神媽祖であり、インドネシアのワヤン、中国の人形たちである。物語は、大航海時代から現代のグローバル化と9・11以降の世界までを視野に収める。

出版社・メーカーコメント

権力とイデオロギーから自らを解き放ち、旅芸人は出発する。大航海時代から現代に至る「欲望の文明」を鋭く抉る富山妙子の画業と高橋悠治の音楽。DVD付き。

著者紹介

富山 妙子 (トミヤマ タエコ)  
神戸に生まれ、少女時代を旧満州大連とハルビンで過ごす。1950年代に画家の社会参加として、鉱山、炭鉱をテーマにする。1970年代、韓国の詩人金芝河の詩をテーマとして、絵と詩と音楽によるスライド作品を自主制作するために「火種工房」を設立し、現在にいたる。近年による展覧会が韓国及び欧州各地で開催されている
高橋 悠治 (タカハシ ユウジ)  
1960年代に草月アートセンターで前衛音楽運動に参加し、1963年〜72年まで、西ドイツ、アメリカを中心に現代音楽のピアニストと作曲家として活動。1970年代は日本で音楽雑誌『トランソニック』を編集。1976年に富山妙子と出会い、1978年にアジア民衆の抵抗歌を歌う「水牛楽団」をつくり、月刊「水牛通信」を発行する。2005〜06年度のFoundation for Contemporary Arts(音・音楽部門)から助成を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)