• 本

ブラジルの社会思想 人間性と共生の知を求めて

出版社名 現代企画室
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-7738-2212-0
4-7738-2212-0
税込価格 3,630円
頁数・縦 501P 21cm

商品内容

要旨

暴力的な対立と分断の危機にさらされた社会に、南の世界が指し示す対話と共生のためのヒント。文豪マシャード・ジ・アシスからルーラ大統領まで。激動と困難の時代を生き抜き、つむがれてきたブラジル社会思想のエッセンスを集成。

目次

序章 ブラジル社会思想への誘い
第1部 社会を解剖する(ブラジルの起源を探る―セルジオ・ブアルケ・デ・オランダ
文化相対主義によるブラジル社会論―ジルベルト・フレイレ ほか)
第2部 低開発と闘う(唯物史観による最初のブラジル経済史―カイオ・プラド・ジュニオール
低開発を解明する―セルソ・フルタード ほか)
第3部 社会運動を率いる(先住民族の命の源である森を守る―ラオニ・メトゥティレ
黒人の真の解放を求めて―アブディアス・ナシメント ほか)
第4部 多文化を編む(人間の本性とブラジルの人と社会を描く―マシャード・ジ・アシス
シネマ・ノーヴォの旗手―ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス ほか)

著者紹介

小池 洋一 (コイケ ヨウイチ)  
立命館大学経済学部教授を経て同大学BKC社系研究機構客員研究員。開発研究・ラテンアメリカ地域研究
子安 昭子 (コヤス アキコ)  
上智大学外国語学部教授。ブラジル現代政治・外交研究。修士(国際学)
田村 梨花 (タムラ リカ)  
上智大学外国語学部教授。ブラジル地域研究・社会学。修士(地域研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)