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症状別&病気別でわかるすぐに使える漢方薬入門 自分にあう漢方薬の選び方

知りたい!サイエンス 129

出版社名 技術評論社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-7741-7225-5
4-7741-7225-1
税込価格 1,738円
頁数・縦 240P 19cm

商品内容

要旨

漢方は、疾患部分ではなく、全身の状態を診ることで、処方を決める。漢方薬の特徴として、一つの薬で複数の薬効が期待できるため、少ない薬の投与ですみ、症状にあえば、薬同士による副作用も低くなる。

目次

第1章 痛みに効果的な漢方処方
第2章 消化器系疾患に効果的な漢方処方
第3章 呼吸器系疾患カゼ症候群などに効果的な漢方処方
第4章 循環器系疾患に効果的な漢方処方
第5章 生活習慣病に効果的な漢方処方
第6章 腎・泌尿器系疾患に効果がある漢方処方
第7章 精神神経系疾患に効果がある漢方処方
第8章 産婦人科領域疾患に効果的な漢方処方
第9章 高齢者疾患に適応する漢方処方
第10章 術後回復(とくに高齢者および虚弱体質)の漢方処方

おすすめコメント

漢方は、現代の医学病名がまだなかった時代から続く治療方法で、疾患部分を1本の木に例えると森全体をみる治療を特徴としています。現代医学とはまったく違うので、敷居が高く理解が難しいわれています。そこで本書は、身近な現代医学の病名から漢方薬の処方を解説することで、現代医学を身につけた読者にも理解しやすい構成にしています。漢方理論と専門用語を噛み砕いて説明し,複雑な理論を表とチャートで表現していますので、現代医学を身につけた人でも、分かりやすくて実践しやすい内容になっています。漢方薬の初心者にもお勧めです。

著者紹介

関水 康彰 (セキミズ ヤスアキ)  
薬剤師、薬草研究家。1947年生まれ。東京薬科大学卒業後、川崎市立川崎病院、琴平診療所で薬剤師として勤務。横浜商業高校職業科生理学講師を経て、現在は横浜関水薬局で調剤を行うかたわら、在宅・認知症施設の医療にも従事。横浜市介護認定委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)