• 本

日本人がよく使う何気ない言葉には、「美しい生き方のヒント」が隠されている。

出版社名 アスコム
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-7762-1133-4
4-7762-1133-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 204P 19cm

商品内容

要旨

言葉の奥にある意味・思想を知れば、素直に、凛と生きることができる。哲学者が、日本語と日本文化への新鮮な気づきと感動を紹介。日本語は、美しさと力強さにあふれている。

目次

第1章 おだやかに生きるために(日本人の真摯さの源泉「恥じる」
争いを避けるための日本人の美徳「曖昧にする」 ほか)
第2章 「このままの自分でいいのか」と不安になったときに(最後に笑うための「待つ」姿勢「なる」
生き延びるための従順さ「従う」 ほか)
第3章 人間関係がうまくいかないときに(息苦しさから解放されるための思想「間をとる」
コミュニケーションを円滑にするためのネットワークづくり「結ぶ」 ほか)
第4章 自分の感情や悪い習慣をおさえられないときに(精神的満足を得るための思想「無になる」
過ちを赦し、心穏やかに生きるコツ「清める」 ほか)
第5章 思い描く将来を実現したいときに(物事を実現するための第一歩「唱える」
クリエイティブになるための行為「うつろう」 ほか)

著者紹介

小川 仁志 (オガワ ヒトシ)  
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で課題解決のための新しい教育に取り組む傍ら、「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)