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がんになって見つけたこと つらいことばかりじゃない!“キャンサーギフト”を生きる人たち

出版社名 辰巳出版
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-7778-2464-9
4-7778-2464-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 191P 21cm

商品内容

要旨

いまやがんと共存する時代―がんを逆手に生きがいを見つけ、自分を輝かせることはできる!がんとともにポジティブに生きる!12人のがんサバイバーによる珠玉のストーリー。

目次

特別インタビュー 「いい人生だったか、悪い人生だったかは、最後の5年間で決まる」(樋野興夫・がん哲学外来理事長・順天堂大学名誉教授)
第1章 患者・家族のためのピアサポート(がん経験者の生の声を伝えて社会とのギャップを埋める(岸田徹さん)
「MAKEUP&PHOTOS」でがんサバイバーたちに笑顔を(御園生泰明さん)
同じ病気に苦しむ人を結びつけて笑顔にしたい(浜田勲さん)
子どもをもつがん患者が支え合うコミュニティ(西口洋平さん)
フィットネスを通してがん患者を支援する(広瀬真奈美さん))
第2章 がんをきっかけに起業する(食べることは生きること、食のバリアフリーを目指して(柴田敦巨さん・荒井里奈さん)
がん経験者“だからこそ”新たな価値を提供したい(谷島雄一郎さん)
がん患者の社会復帰をサポートする商品を販売(大塚美絵子さん))
第3章 がんになっても自分らしく(がんになってもパワフルな歌を届けていく(麻倉未稀さん)
大好きな仲間たちと一緒にハワイでフラを踊りたい(笠島由紀さん)
「がん哲学外来」を映像化 監督の体験が映画の質を高める(野澤和之さん))

おすすめコメント

つらいことばかりじゃない!がんを逆手に人生を輝かせている人たち。「がん」を受け入れつつも、自分らしくポジティブに生きる人たちのドキュメント。「がん」に罹患し、それを抱えて生きていくのは、肉体的にも精神的にもけっして楽なことではないでしょう。しかし、「生きていれば何とかなる」と覚悟を決め、様々なアクションを起こす人たちも多く存在します。彼らに共通するのは、死を少なからず意識せざるを得ないような病気を患った中で、改めて生きる意味を見出し、ポジティブに充実した生活を送っている点です。そういった方々に取材して生の声を聞き、彼ら、彼女らの生き様を紹介する書籍です。日本人の二人に一人ががんになる時代。現在闘病中のがん患者には前向きに生きる勇気を、そうでない人もいざという時の心構えに、「がん」とともに「生きる」ための一助となるような一冊を目指します。がんを患いながらも、がんに関連する様々な活動に精力的に取り組んでいる方々、またメディア露出も多く発信力のある方々を中心に取材・インタビューを行い、オムニバスルポ風に構成します。【主な予定内容】巻頭インタビュー 「がんとの生き方を考えよう」樋野興夫がん哲学外来理事長第1章がん患者・家族のためのピアサポート●御園生泰明ラベンダー・リング主宰がんになっても笑顔で暮らせる社会の実現を目指す●岸田徹がんノート代表闘病中のがん患者やその家族に発信するWeb番組を制作・放送(アフラックCMで嵐・櫻井翔氏と共演)●浜田勲チームACCリーダー希少がん患者に情報交換の場を提供●広瀬真奈美キャンサーフィットネス代表理事運動を通して、がん患者のQOL向上を支援第2章がんをきっかけに起業する●柴田敦臣猫舌堂代表●谷島雄一郎ダカラコソクリエイト代表第3章自分らしい生き方を求めて●麻倉未稀『スクール☆ウォーズ』主題歌『ヒーロー』などでおなじみの歌手●渡部亮スノーボードデモンストレーター、平塚市議会議員●荒井里奈中日新聞にて『舌はないけど』連載中●笹島由起・彩楓(親子)子どもとともにがんを学ぶ(Yahoo!ニュースで200万回超アクセス)●野澤和之ドキュメンタリー映画『がんと生きる言葉の処方箋』監督

著者紹介

木村 恭子 (キムラ キョウコ)  
1958年、東京都生まれ。大学で学んだ西洋美術史への興味から編集者に。2015年、唾液腺腫瘍のひとつ「顎下腺がん」に罹患、手術を受ける。翌年、転移の現実に一時最悪の事態を覚悟するも、持ち前の超プラス思考で復活。現在は週に一度の抗がん剤治療を継続しながら、さまざまなジャンルの書籍・ムックの制作に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)