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腸の文化史 ざわめく腸がすべてを決めてきた

出版社名 太田出版
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-7783-4130-5
4-7783-4130-9
税込価格 3,190円
頁数・縦 287P 19cm

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要旨

「腸内細菌を整える」といった生活習慣の実践を指す「腸活」は、日本では10年ほど前からブームになり、現在ではヘルスケアのさまざまな文脈で用いられるなど、すっかり定着したといえる。腸は「第二の脳」であるといった言説もあり、古代からの世界史の中で謎多き臓器として常に関心を持たれてきた。原書が英紙「ガーディアン」で2024年度最優秀書籍に選出された本書は、歴史を辿り、心理学や生物学の知見を紹介しながら、人間の認知や精神面、感情に影響を及ぼすとされる「腸」の歴史的な位置づけを紐解いている。空腹時に自分の意思とは関係なくゴロゴロと時に周囲に気づかれるほどの音を鳴らす胃腸は、他の臓器に比べてもその存在が意識されやすい。そのため日本語の「腹の虫がおさまらない」など、世界中の多くの慣用句に使われているという。著者は英国の歴史家。近代イギリスの都市文化と身体の歴史を専門とし、とりわけ「疲れ」「不調」「腸の感覚」といった、誰もが日常で感じる身体の違和感に注目した研究で知られる。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2026年7月10日]

商品内容

要旨

ヒトの意識はどこにある?神→脳→神経→腸?人体の“秘境”を人類はどう受け止めてきたか。その長い長い歴史。「腸」が私たち人類の認知や精神的な健康、感情に及ぼすとされる影響の本質について、歴史・心理学・生物学を横断して語る。“腸活”時代の必読書!

目次

第1部 心(動物にも、そして腸にも知性がある
腸に棲む悪魔
腸を手なずける)
第2部 労働(消化システムの働き
腸と脳の関係
ランチが変えた腸)
第3部 腸と時間(腸が示す「現在」
腸が占う未来
腸は過去に取り残されている?)
第4部 腸と政治(腸と身体政治
ダイエットと腸の政治学
腸のジェンダー)

出版社・メーカーコメント

ヒトの意識はどこにある? 神→脳→神経→腸 ?人体の“秘境”を人類はどう受け止めてきたか。その長い長い歴史。「腸」が私たち人類の認知や精神的な健康、感情に及ぼすとされる影響の本質について、歴史・心理学・生物学を横断して語る。""腸活""時代の必読書!ガーディアン紙(2024年度)年間最優秀書籍にも選出!

著者紹介

リチャードソン,エルサ (リチャードソン,エルサ)   Richardson,Elsa
イギリスの歴史家。近代イギリスの都市文化と身体の歴史を専門とし、とりわけ「疲れ」「不調」「腸の感覚」といった、誰もが日常で感じる身体の違和感に注目した研究で知られる。マッサージや水治療法、神経衰弱といった流行を手がかりに、「なぜ人は疲れるのか」「なぜ腸に振り回されるのか」という問いを、歴史の中から鮮やかに読み解く。学術的知見を軽やかな語り口で届ける書き手としても評価が高い
実川 元子 (ジツカワ モトコ)  
翻訳家・ノンフィクションライター。兵庫県生まれ。上智大学フランス語学科卒。外資系企業で翻訳・編集に携わったのち独立。文化、ファッション、スポーツなど幅広いジャンルの翻訳を手がける。読みやすく的確な日本語で、海外ノンフィクションの魅力を伝える手腕に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)