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マーク・トウェインと日本 変貌するアメリカの象徴

出版社名 彩流社
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-7791-1334-5
4-7791-1334-2
税込価格 3,850円
頁数・縦 366,13P 22cm

商品内容

要旨

明治から平成までを射程に、トウェイン文学の変貌を探る。アメリカ学会清水博賞受賞作品。

目次

序章 日本人のマーク・トウェイン―文化・社会の視点から
第1章 明治期の日本とマーク・トウェイン―『ナショナル・リーダー』から厳谷小波まで
第2章 ハックに何が起こったか―佐々木邦訳『ハックルベリー物語』
第3章 大正期児童文学運動とマーク・トウェイン(1)―鈴木三重吉の『赤い鳥』を中心に
第4章 大正期児童文学運動とマーク・トウェイン(2)―千葉省三の『童話』を中心に
第5章 戦時下の日本におけるマーク・トウェイン―大佛次郎の日本版『王子と乞食』
第6章 非行少年、それとも民主化のヒーロー?―敗戦直後の子どもたちが読んだ『ハック・フィン』と『トム・ソーヤー』
第7章 戦後日本の学校教科書におけるマーク・トウェイン―日米教科書比較の視点を踏まえつつ
第8章 アニメ版『トム・ソーヤー』と『ハックルベリー・フィン』
結び 日本の大衆文化におけるトウェイン―今後の展開も踏まえつつ
資料編

出版社
商品紹介

日本人はどのようにトウェインの作品を作り変えたのか。翻訳、教科書、テレビアニメなどを明治から平成まで克明に辿った労作。

著者紹介

石原 剛 (イシハラ ツヨシ)  
1971年東京生まれ。テキサス大学オースティン校アメリカ研究科博士課程修了。Ph.D.アメリカ大学・アメリカ文化専攻。現在、早稲田大学教育学部英語英文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)