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王妃ラクシュミー 大英帝国と戦ったインドのジャンヌ・ダルク

出版社名 彩流社
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-7791-1360-4
4-7791-1360-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 411P 20cm

商品内容

要旨

19世紀半ばのインド―英国は東インド会社と総督府を通じて植民地支配を強化し、インドの直接統治を進めていた。マラーター王国の高官の娘として生まれたラクシュミーは、インド北部ジャンシー王国のマハラジャと結婚し、王宮内に女性騎馬隊を組織して、政治手腕を発揮していた。夫の死後は幼い養子の摂政として国民の信望を集めていたが、マハラジャ不在のジャンシー王国を接収しようとする英国の圧力に次第に追いつめられていく。そして1857年、インド北部で起きた「インド大反乱(セポイの乱)」の波に、王妃ラクシュミーも巻き込まれていく…。

目次

チャビリー
お転婆マヌ
縁談
結婚式
騎馬隊の結成
ジャンシー城
ヴァラナシー巡礼
王子の誕生
国王逝く
王国没収〔ほか〕

出版社
商品紹介

19世紀半ばのインド−−大英帝国の植民地支配に反旗を翻した王妃がいた。インドの独立運動に影響を与えた王妃の物語。

著者紹介

リーブラ,ジョイス・チャップマン (リーブラ,ジョイスチャップマン)   Lebra,Joyce Chapman
コロラド大学歴史学名誉教授。ハーバード大学で、エドウィン・O・ライシャワー教授の下、数少ない女性の教え子として東洋史を専攻、博士号を取得する。コロラド大学の歴史学教授として、日本史とインド史を教え、現在も日本、インド、ハワイの近代史の研究を続けている。日本には交換研究教授として10年以上、インドにも3年以上住み、両国の近代歴史上の人物、特に女性に焦点をあてた著作が多い。現在、アメリカ・コロラド州ボールダー在住
藪根 正巳 (ヤブネ マサミ)  
大阪大学工学部、テキサス大学大学院化学工学科修了(フルブライト留学生)。石油および化学会社に勤務後、現在、中東関連の技術コンサルタント。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)