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古墳が語る古代史の「虚(うそ)」 呪縛された歴史学

出版社名 彩流社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-7791-1914-9
4-7791-1914-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 337P 19cm

商品内容

要旨

古墳時代という言葉で隠された墳墓の実態!古墳といえば前方後円墳=大和というイメージの強さが、何かを見落とさせている?本書は、古墳文化の真相を読み解く“コロンブスのタマゴ”だ!

目次

第1章 見えてこない「古墳時代」のイメージ(古墳時代とはどんな時代か
明治期の古代史研究―研究が抑制されていた「日本の古代」
近代の「日本古墳研究」はW・ゴーランドに始まった
見えてこない「古墳時代」
「ミネルバ論争」と「ひだびと論争」
古墳時代のさきがけ「支石墓」と「積石塚」のこと)
第2章 日本歴史のなかの「古墳」(古文献に見る「古墳」
明治維新以前の「古墳」研究
「国史」と「古墳」
戦後の「古墳」研究)
第3章 古墳からの声を聞こう(古代史における「国」概念の揺れ
「国」概念と「大王」「王」の問題
日本「古代史像」の「虚」)
第4章 ユーラシア大陸と「墳丘墓」(戦前・世界史的視野での墳丘墓研究
戦後・「日本文化とユーラシア」、新たな視点)

著者紹介

相原 精次 (アイハラ セイジ)  
歴史作家・日本ペンクラブ会員。1942(昭和17)年横浜生まれ。1965(昭和40)年國學院大学文学部卒業。同年4月より奈良市にある私立中・高等学校に国語教師として赴任。5年間勤務後、横浜に戻る。2003(平成15)年4月、神奈川県立高等学校を定年退職。執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)