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トモダチ作戦の最前線 福島原発事故に見る日米同盟連携の教訓

出版社名 彩流社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-7791-2603-1
4-7791-2603-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 287P 21cm

商品内容

要旨

大震災と原発事故という未曽有の大災害に自衛隊は約10万人を動員し、米軍も最大時1万6000人、艦艇約15隻、航空機140機が参加した。平常の災害出動とは全く異なる、いわば“有事”ともいうべき事態に日米の政府、自衛隊・米軍はいかに対応したかを証言で克明に綴る。

目次

はじめに
第1章 福島第一原子力発電所事故と自衛隊の対応
第2章 日米両政府の共同連携
第3章 自衛隊と米軍の共同連携
第4章 震災以降の取り組み
第5章 教訓と今後の提言
補章 2011年、岐路に立っていた日本
おわりに

著者紹介

磯部 晃一 (イソベ コウイチ)  
1958年生、徳島県出身。防衛大学校(国際関係論専攻)卒。1980年、陸上自衛隊に入隊、ヘリコプターパイロットとして勤務。その後、外務省北米局日米安全保障課、陸上幕僚監部防衛課などで勤務。米海兵隊大学及び米国防大学で修士号取得。東日本大震災時は、防衛省統合幕僚監部(統幕)の防衛計画部長の職にあり、日米両政府・軍の連携調整にあたる。その後、第7師団長、統合幕僚副長、東部方面総監を歴任。退官後、ハーバード大学の上席研究員として在米中に、関係者にインタビューをして『トモダチ作戦の最前線―福島原発事故に見る日米同盟連携の教訓』を纏める。現在、川崎重工業(株)のストラテジック・アドバイザー及びアジア・パシフィック・イニシアティブのシニア・フェローを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)