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初期ヴァルター・ベンヤミンにおける媒質的展開運動

出版社名 北樹出版
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-7793-0701-0
4-7793-0701-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 281P 20cm

商品内容

目次

第1章 言語論(媒質としての言語
言語の純粋形姿とその現状)
第2章 批評論(神的超越領域と媒質的内在領域との間の断層―『来たるべき哲学のプログラムについて』考察
媒質論およびそこにみられる断層の批評理論への変奏―『ドイツロマン派における芸術批評の概念』考察
媒質的展開運動の性質の転化
断絶した二領域の止揚―美の理論―『ゲーテの親和力』考察)
第3章 アレゴリー論(媒質論としての「認識批判的序論」注釈
アレゴリー論における媒質論的構造)
補論 境域のなかで―パッサージュ論素描

出版社・メーカーコメント

ドイツ批評文学を代表するヴァルター・ベンヤミンの、初期における言語論・批評論・アレゴリー論それぞれの基本的構造を明らかにするとともに、これらを〈媒質論〉という、ベンヤミンの思考型の確立に向かう生成過程と捉え、きわめて難解とされる初期諸論文の統一的連関を探る試み。

著者紹介

古屋 裕一 (フルヤ ユウイチ)  
1960年宮城県生まれ。2020年東京都立大学人文社会学部人文学科准教授。2020年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)