• 本

歯車屋の見た世界 歯車の起源や原理、構造の解説と日本の技術への思い

出版社名 三栄
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-7796-4792-5
4-7796-4792-4
税込価格 8,800円
頁数・縦 322,2P 31cm

商品内容

要旨

歯車屋として見た日本への技術への思いと未来への提言。100話に及んだ連載で歯車の歴史や基本的構造、自動車での採用事例や課題解決の手順を解説。さらに歯車技術者を志す者にとっては絶対に知っておかねばならない機械工学の常識的基礎知識を網羅。新たに執筆したコラムも多数掲載。必須となる基本的な歯車の知識を随所で解説。

目次

トランスミッションとある歯車屋の思い
トランスミッションと歯車
機械式動力伝達の基本
昔々の回転運動・動力の伝達
回転運動と動力の伝達(近世)
サイクロイド歯車
サイクロイド歯車とインボリュート歯車
歯形論と歯車
昔の歯車の歯の製法と圧力角
創成歯切り法の発明〔ほか〕

著者紹介

久保 愛三 (クボ アイゾウ)  
工学博士。1966年に京都大学工学部精密工学科を卒業。71年に「超高速歯車装置の動特性に関する研究」で博士号を取得。長らく京都大学にて教授を務め、歯車の世界的権威として活躍。2007年に退官後、現在は公益財団法人応用科学研究所理事長、並びにKBGT(クボギヤテクノロジーズ)代表を務める
森川 邦彦 (モリカワ クニヒコ)  
工学博士。1980年に岐阜大学大学院を卒業。同年に日産自動車株式会社に入社。同社の中央研究所(のちに総合研究所に改称)にて退職まで一貫して歯車研究に従事する。途中、99年に東北大学工学研究科にて「自動車用変速機歯車箱の低振動設計に関する研究」で博士号を取得。2019年に退職後、自身の研究所としてケイエムギヤズ・ラボを設立し、代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)