• 本

戦争と社会主義を考える 世界大戦の世紀が残したもの

講座 わたしたちの歴史総合 5

出版社名 かもがわ出版
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-7803-1265-2
4-7803-1265-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 204,3P 19cm

商品内容

要旨

戦争はなぜ起きるのか、どうすれば平和を守れるのか。第一次・第二次の世界大戦の教訓を深く掘り下げることによって、現下のウクライナ戦争が突き付けた大問題への解答を探っていく。あわせて、両大戦とともに誕生したソ連型社会主義が崩壊した原因を解明しつつ、広い意味での社会主義の可能性にも言及していく。

目次

第1章 最初の世界戦争はなぜ起き、何を残したか(サラエヴォの銃声―世界大戦はなぜ起きたか
日本の青島占領と中国
民族意識と民族運動の高まり―世界大戦後のアジア ほか)
第2章 世界を変えた第二次世界大戦(世界に波及した暗黒の木曜日
シナリオどおりの満洲占領
緊迫するヨーロッパ情勢と平和運動 ほか)
第3章 社会主義の模索と東西冷戦(社会主義とは何か―一九世紀西欧から広がった思想と運動
ロシア革命が生んだソ連型社会主義
二〇世紀西欧、日本の社会主義 ほか)

出版社・メーカーコメント

世界史と日本史を一体で捉え「考える歴史」への転換とされる歴史総合に対応。第5巻は20世紀の戦争の教訓と誕生した社会主義を考察。

著者紹介

久保 亨 (クボ トオル)  
信州大学特任教授、東洋文庫研究員。専門は中国近現代史。一橋大学大学院博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)