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懺悔録 我は如何にしてマゾヒストとなりし乎

出版社名 ポット出版
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-7808-0125-5
4-7808-0125-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 275P 20cm

商品内容

要旨

尽きせぬマゾヒズムへの渇望。異常な実体験を書き綴ったエッセイ集。未完小説&生前のインタビューを収録。

目次

1 沼正三、マゾヒズムを語る(イントロダクション・沼正三の歩んだ道
インタビュー・「私は、女性のマゾヒズムは信じられない」)
2 懴悔録(ただ、いちずにMのために
燃えたぎる奉仕精神
“まごころあんま”顛末
谷崎潤一郎の足崇拝について
屑屋商売のころ ほか)
3 未完小説「化粧台の秘密」

出版社・メーカーコメント

戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』の著者・沼正三、ついに逝く─●沼正三がその死の直前までSM専門誌「S&Mスナイパー」(ワイレア出版、現在は休刊)に書き続けた実体験エッセイ、「ある異常者の体当たり随想録」から選集。●未完の短編小説「化粧台の秘密」、2006年に受けた生前のインタビューを特別収録!!

著者紹介

沼 正三 (ヌマ ショウゾウ)  
1926(大正15)年、福岡市生まれ。本名、天野哲夫。旧制福岡商業を卒業後、満州特殊鋼鉄株式会社に就職、帰国して海軍に入隊。復員後は、風俗誌にマゾヒズムをテーマにした原稿を投稿する傍ら、数々の職業を遍歴し、1967(昭和42)年、新潮社に入社。同社校閲部に勤務しながら、小説・エッセイを書き続ける。風俗誌「奇譚クラブ」の連載をまとめた『家畜人ヤプー』が戦後最大の奇書として話題となる。2008年11月30日死去。享年82歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)