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脳がみるみる若返る!なぞり書き・音読名作文学

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-7816-2280-4
4-7816-2280-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 175P 26cm

商品内容

要旨

本書では、夏目漱石や芥川龍之介、宮沢賢治などによる日本の近代文学作品や、『万葉集』や『源氏物語』などの日本古典作品、さらに『ガリヴァー旅行記』や『不思議の国のアリス』など、誰もが一度は聞いたことのある海外文学作品や、『論語』や『三国志演義』などの中国古典作品といった、珠玉の名作文学75作品を取り上げ、各作品の印象的な場面や台詞をなぞり書き・音読で味わいます。

目次

明治の文学
大正の文学
昭和の文学
日本の古典
海外の文学
中国の古典

出版社・メーカーコメント

日本から世界まで、珠玉の名作文学の数々をなぞり書き!なぞり書き&音読で、脳にうれしい効果!本書では日本から外国まで、時代を超えた珠玉の「名作文学」をなぞって、口に出すことで、脳を鍛えることができます。なぞり書きを行っているときに、脳の前頭前野が活発に働くことが研究で明らかになっています。実際にえんぴつを持ち、手を動かしなぞるという動きは、脳の血液量が多くなり、認知症予防やもの忘れ予防の効果があります。なぞり書きの動きには、手を動かすように命令する運動野、場所や位置関係を教える頭頂連合野、文字の知識がしまわれている下側頭回、左右の前頭前野などが広範囲にわたって活発に働いています。音読もまた、脳の前頭前野を効果的に刺激してくれます。作品の背景や登場人物の心情に思いをはせながら声に出すことで、脳の側頭頭頂接合部(角回)という部分の活動が高まります。ここは想像力をつかさどる領域で、側頭頭頂接合部を刺激することで想像力の向上につながります。そして、なぞり書きと音読を同時に行うなど、2つ以上のことを同時に行うことを「デュアルタスク」といいます。私たちは日常生活でもさまざまな場面でデュアルタスクを行っています。例えば、電話をしながらメモを取る、音楽を聴きながら料理をするなどです。年を重ねると、若い頃はできていたデュアルタスクが脳の変化に伴い、やりづらく感じることが多くなると思います。本書のなぞり書きと音読を意識的に一緒に行うことで、普段なかなか使わない脳の領域も刺激してくれます。最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、慣れないことをすること自体が脳へのいい刺激になるので、ぜひチャレンジしてみてください。本書の特長・一首、見開き1ページでたっぷり練習ができる・開きやすく、書きやすい特別製本・作品の場面解説や豆知識で教養も身につく・中山佳子先生による美しいお手本

著者紹介

中山 佳子 (ナカヤマ ヨシコ)  
一般社団法人書道能力開発協会理事長。株式会社フィールドデザイン代表取締役。書の普及活動を幅広く展開し、「日・タイ修好130周年」事業で現地大学での書道イベント開催、京都でジュニア書道展を主催するなど、国内外で活躍。フジテレビ『芸能界特技王決定戦TEPPEN』での書道審査員をはじめ、多くのテレビ番組で美文字指南を行い、書籍の執筆や全国での講演活動も精力的に行う。東京(表参道、渋谷)、京都などでの個展8回。トヨタ自動車役員秘書のキャリアで培ったビジネススキルを提供する企業研修会社「フィールドデザイン」を経営する旁ら、早稲田大学大学院では武道、武士道を研究し、戦国時代を題材にした舞台「戦影恋歌」(渋谷伝承ホール)シリーズの総合プロデュースを複数手掛けるなど、日本文化の継承と社会の発展に貢献する
篠原 菊紀 (シノハラ キクノリ)  
公立諏訪東京理科大学工学部情報応用工学科教授。医療介護・健康工学研究部門長。専門は脳科学、応用健康科学。遊ぶ、運動する、学習するといった日常の場面における脳活動を調べている。ドーパミン神経系の特徴を利用し遊技機のもたらす快感を量的に計測したり、ギャンブル障害・ゲーム障害の実態調査や予防・ケア、脳トレーニング、AI(人工知能)研究など、ヒトの脳のメカニズムを探求する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)