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東京スリバチ街歩き

イースト新書Q Q078

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-7816-8078-1
4-7816-8078-X
税込価格 968円
頁数・縦 197P 18cm

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要旨

人気テレビ番組『ブラタモリ』の影響もあり、「街歩き」の愛好者が増えているようだ。コロナ禍で遠出が控えられる昨今において、感染対策をしながら近場で気軽に楽しめる娯楽としても注目される。「思いがけない小さな発見」に満ちた街歩きは、ビジネスアイデア創出にもつながるかもしれない。本書は、実は東京に多く存在する、谷間や窪地といった「スリバチ状」の地形に着目し、それらの土地に形成された街の特徴や魅力を、実際に訪れることで発見した記録であり、街歩きのガイドブックでもある。19年前に「東京スリバチ学会」という趣味の会を作り、都内や近郊のスリバチ状の街を巡り歩いてきた著者。凹凸が激しく坂が多い東京都心部「山の手」と呼ばれるエリアには、江戸時代から地形に沿って町割り(都市計画)が行われた歴史があり、それが現代の街の文化やその魅力を形成したのだという。著者は東京スリバチ学会会長。建設会社の設計部に勤務し、建築設計、インテリア設計を手がける傍ら、2003年にランドスケープ・アーキテクトの石川初氏と東京スリバチ学会を設立。谷地形に着目したフィールドワークを続けている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2022年2月8日]

商品内容

要旨

東京に点在する魅力あふれる窪地「スリバチ地形」を世に知らしめ、「ブラタモリ」にも出演した東京スリバチ学会会長・皆川典久。入門編『東京スリバチ地形入門』に続いて、皆川会長による東京近郊のスリバチを巡る“街歩き”の記録にしてガイドブックがついに登場。新宿、渋谷、代官山、谷中、戸越、赤羽、麻布、江古田、自由が丘、そして湘南。おなじみの街の新たな魅力に気づくこと間違いなし。本書を携えて、いざ近くの「スリバチ」へ!

目次

0 スリバチ状の谷こそ、東京を知るキーワード?
1 坂の下の街のものがたり 戸越銀座
2 凹凸地形が育む街の個性 赤羽
3 光に満ちた坂下の街 麻布十番
4 アートやB級グルメだけじゃない!?江古田
5 自由という名のもとに地形と呼応する街 自由が丘
6 路線バスで渋谷の凹凸地形を堪能する 渋谷・代官山
7 地形マニアと鉄オタの湘南モノレール乗車体験記 前編
8 地形マニアと鉄オタの湘南モノレール乗車体験記 後編

著者紹介

皆川 典久 (ミナガワ ノリヒサ)  
東京スリバチ学会会長。1963年、群馬県前橋市生まれ。2003年、ランドスケープ・アーキテクトの石川初氏と東京スリバチ学会を設立。谷地形に着目したフィールドワークを東京都内で続けている。専門は建築設計、インテリア設計(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)