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実践SEMセミナー 走査電子顕微鏡を使いこなす

出版社名 裳華房
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-7853-3526-7
4-7853-3526-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 157P 25cm

商品内容

要旨

SEMの開発にかかわり撮影指導をしてきた著者が、数多の失敗も含めた長年の蓄積を元に、どうすれば目的に適う画像が得られるのか、そのコツを豊富な具体例とともにあますことなく伝授する。鉱物から金属材料、生体材料まで、SEMを使い始めた人や、ある程度慣れてはきたがいま一つ自身が持てない人、指導する立場でより確かなノウハウを身につけたい人も、本書を手に、ワンランク上のSEMユーザーを目指そう!

目次

1章 SEMってどんな装置?(SEMとは?
SEM「あるある」劇場 ほか)
2章 SEMの構成と操作のポイント(SEMのしくみ
電子線照射で起こる現象とSEM像 ほか)
3章 元素分析の基本とポイント(X線発生のメカニズムと元素分析の基礎
SEMに付属する元素分析装置 ほか)
4章 試料作製の基本とポイント(なぜ、試料作製が必要か?
正しい試料の固定法 ほか)
5章 もっとSEMを使いこなすために(SEM「あるある」劇場の反省会
あるあるを乗り越えて ほか)

出版社・メーカーコメント

 SEM(走査電子顕微鏡)は多くの研究機関や企業、大学、工業高校などに導入されており、一通り操作手順を覚えれば、比較的簡単に画像を得ることができよう。しかし実際は、観察する材料の種類や状態によって撮影条件を細かく設定することが可能で、またそうしなければ本当に観察したい実像は得られないことも多いのである。 本書は、SEMの開発にかかわり撮影指導をしてきた著者が、数多の失敗も含めた長年の蓄積を元に、どうすれば目的に適う画像が得られるのか、そのコツを豊富な具体例とともに伝授する画期的な書籍である。鉱物から金属材料、生体材料まで、SEMを使い始めた人や、ある程度慣れてはきたがいま一つ自身が持てない人、指導する立場でより確かなノウハウを身につけたい人も、本書を手にワンランク上のSEMユーザーを目指そう!

著者紹介

鈴木 俊明 (スズキ トシアキ)  
1957年神奈川県生まれ。2019年東京電機大学非常勤講師、研究員。日本材料科学会講演事業企画委員会委員長。専門、電子顕微鏡の応用。博士(工学)
本橋 光也 (モトハシ ミツヤ)  
1961年埼玉県生まれ。1991年東京電機大学工学研究科電気工学専攻博士課程修了。東京電機大学助手、講師、助教授を経て現在、教授。日本材料科学会会長。専門、半導体工学、表面科学、ナノテクノロジー。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)