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進化には生体膜が必要だった 膜がもたらした生物進化の奇跡

シリーズ・生命の神秘と不思議

出版社名 裳華房
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7853-5126-7
4-7853-5126-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 179P 19cm

商品内容

要旨

生体膜…地球上のあらゆる生物は、まったく同じ構造の生体膜でおわれている。この膜を使ってエネルギーをつくり、物質輸送を行い、情報のやりとりをするのだ。この膜は何でも良かったわけではなく、この膜でなければ知的生命の誕生は見込めなかったのである。

目次

1章 生物と膜:そもそも定義に含まれている
2章 生物をつくる生体膜:みんな同じものを使っている
3章 生体膜の構造:この構造がすべてを決めた
4章 生物を動かすエネルギー:それには膜が必要だった
5章 原核細胞の進化:革命前夜
6章 真核生物の誕生:革命のはじまり
7章 物流システムの獲得:革命の立役者
8章 細胞小器官獲得の不思議:それは絶妙なタイミングだったのか?
9章 多細胞生物の出現:真核細胞だけが許された進化
10章 真核細胞誕生の確率:それは「奇跡」の可能性さえある
11章 生命の起源との関係:「ワールド仮説」との関係

著者紹介

佐藤 健 (サトウ ケン)  
1970年、広島県生まれ。東京工業大学大学院生命理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)