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エマニュエル・ムーニエ、生涯と思想 人格主義的・共同体的社会に向かって

出版社名 青弓社
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-7872-1036-4
4-7872-1036-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 205P 20cm

商品内容

要旨

サルトルやカミュと共に生き、リクールの思想に深く影響を与えたムーニエ。人格主義とアンガージュマンを掲げて思想誌「エスプリ」を創刊し、「自由と責任」「共同体」を求めて時代に抗した実践者の実像を描き、その現代的意義を説く。

目次

第1章 エマニュエル・ムーニエの生涯(誕生、家族、グルノーブルの大学生
パリの研究生活
ムーニエを取り巻くフランスの時代思潮 ほか)
第2章 ムーニエの人格主義思想(ムーニエの思想形成の背景―資本主義的・個人主義的文明への批判
連帯的なルネサンス―新しい文明の基礎としての「人格」とその共同体の理想
西欧思想における人格の理念の歴史的淵源 ほか)
第3章 人格主義思想の現代的意義(人格と人権―共同体と民主主義
人格主義と環境問題
人格と芸術 ほか)

著者紹介

高多 彬臣 (タカタ ヨシトミ)  
1933年、鳥取県生まれ。京都大学卒業後、鳥取県内の公立高校に勤務。高等学校長、鳥取県立図書館長、鳥取短期大学教員を経て、鳥取県図書館協会会長、鳥取県日仏友好協会会長、エマニュエル・ムーニエ友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)