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媚薬の博物誌

出版社名 青弓社
出版年月 1993年4月
ISBNコード 978-4-7872-3062-1
4-7872-3062-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 205P 20cm

商品内容

要旨

古今東西、人々の欲望の臨界点に同居し続けた「愛の薬」。アダムとイブの世界から魔女の塗膏、宮廷の霊薬、仙人の秘薬、ドラッグまで、有史以来のさまざまな媚薬の効能と、その悲喜劇を綴る、博覧強記の媚薬百科全書。

目次

1 楽園の図像学―リンゴとイチジクと蛇
2 『サテュリコン』と媚薬・サテュリオン
3 媚薬をつくる魔女
4 シェイクスピアの博物学
5 ヴェルサイユの寵姫たち―モンテスパン夫人とポンパドゥール夫人
6 仙人の媚薬
7 シャーベットとコーヒー―ハーレムの媚薬
8 『カーマスートラ』と『四分律蔵』―古代インドの性意識
9 江戸の媚薬と性愛学
10 『裸のランチ』中毒症
11 ピン・ナップ・ドラッグ―“イメージ”という媚薬