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巫女の民俗学 〈女の力〉の近代

復刊選書 10

出版社名 青弓社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-7872-3265-6
4-7872-3265-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 197P 19cm

商品内容

要旨

口寄せを通して死者と生者の「いのち」を結ぶ盲目の巫女オガミサマ。民俗社会で形成された巫女の習俗=民間信仰が近代の歴史的文脈のなかで変容していく過程をたどり、巫女の個人史もつむぎながら、その社会的・文化的な意味を解読する。

目次

1 巫女の現在
2 近代日本における巫女
3 盲人結社とネットワーク
4 巫女のライフヒストリー
5 盲目をめぐるイデオロギー
6 巫女への水路
7 カミツケ儀礼の戦略
8 死者/巫女の語り―口寄せの時空間

著者紹介

川村 邦光 (カワムラ クニミツ)  
1950年生まれ。大阪大学教授。専攻は宗教学・近代文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)