• 本

美術館の政治学

青弓社ライブラリー 48

出版社名 青弓社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-7872-3272-4
4-7872-3272-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

国立新美術館をはじめとする美術館の建設ラッシュは、何を意味しているのか。明治期以降の美術館の歴史的展開をひもときながら、思想としての日本民藝館、ミュージアムパーク=上野公園の記憶と美術、近代史の矛盾を抱える遊就館、80年代文化の象徴であるセゾン美術館、地方都市の地域文化と美術館の関係性、指定管理者制度をはじめとする美術館経営などの具体的な問題群を取り上げて、文化装置としての美術館をめぐるさまざまな政治的力学を解明する。美術館という“場”を批評的に読み解き、マルチカルチュラリズムやグローバリゼーションをも議論の俎上に載せてその可能性に光を当てて、縦横無尽に美術館を語り思考するミュージアム・スタディーズの成果。

目次

序章 日本のミュージアムの現状と課題とは?
第1章 万国博覧会という劇場
第2章 思想としての日本民藝館
第3章 上野公園の美術と記憶―ミュージアムパークのゆくえ
第4章 戦争展示のポリティクス―遊就館の両義性
第5章 セゾン美術館から森美術館へ―“文化”の転換と美術館
第6章 ICCとメディアアートの(不)可能性
第7章 美術館と地域文化
第8章 国公立美術館の現状と課題―独立行政法人と美術館経営
第9章 グローバリズムのなかの「ミュージアム」

おすすめコメント

ミュージアムパークとしての上野公園、近・現代の「暴力」そのものを展示する遊就館、1980年代の文化的象徴=セゾン美術館などを取り上げながら明治期以降の歴史をたどり、グローバリゼーションなどを俎上に載せて美術館という思想を縦横に批評する。

著者紹介

暮沢 剛巳 (クレサワ タケミ)  
1966年、青森県生まれ。評論家として、美術・建築・デザインなどを対象に執筆や翻訳活動をおこなう。武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、筑波大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)