• 本

ポストヒューマン・エシックス序説 サイバー・カルチャーの身体を問う

出版社名 青弓社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-7872-3413-1
4-7872-3413-7
税込価格 5,060円
頁数・縦 246P 20cm

商品内容

要旨

サイボーグや人工知能のように電子テクノロジーが日常化する現在、それらに支えられたサイバー・カルチャーのなかで私たちの身体はどのような意味をもつのか、それに対応する倫理をどう立ち上げるべきかを哲学・現代思想やメディア論から思索する。

目次

第1部 サイバー・カルチャーへの誘い(ヴァーチャル・ワールドのジェンダーとセクシュアリティ―その両義性
MMORPGにおけるジェンダー・スイッチングに関する一考察
コンピュータを介したコミュニケーションの倫理学的検討)
第2部 サイバー・カルチャーにおける自己と身体をめぐる考察(情報社会における自己の多元化―その倫理的可能性を考える
サイバー・スペースの自己と身体に関する考察
サイバー・カルチャーにおける“身体論的”転回)
第3部 これからのサイバー・カルチャー研究に向けて(生成としてのサイボーグに関する一考察
“サイボーグ”という経験を捉える視座とはどのようなものか
覆い隠された“身体”経験の顕在化に向けて―サイバー・カルチャー研究の方法)

著者紹介

根村 直美 (ネムラ ナオミ)  
1964年、岐阜県生まれ。日本大学経済学部教授。専攻は倫理学、現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)