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女性とマンガ 日本・アジア・欧米の自由と規制を切り開く

出版社名 青弓社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-7872-3550-3
4-7872-3550-8
税込価格 2,860円
頁数・縦 276P 21cm

商品内容

要旨

女性とマンガをめぐる主体的な表現の可能性や葛藤を、萩尾望都をはじめとした表現者へのインタビューと研究者の論考から立体的に描き出す。

目次

第1部 女性とマンガ(インタビュー:少女マンガと自由―破壊と挑戦の半世紀
少女マンガの不自由への挑戦―参加者は誰だったのか、そして誰なのか
SNSにおけるエッセイマンガ―女性の主体性表現の場とメディア的条件)
第2部 異文化をつなぐマンガ(Kaoruへのインタビュー
テレサ・ワイチュン・リーとの対話―Miss 13 Dots(『13点』)の創造者
フィリピンの商業BLマンガを読み解く―日本のBLマンガとの比較分析を中心に ほか)
第3部 規制とマンガ(マシュー・ルークスへのインタビュー
サイモン・邦子へのインタビュー
マンガを「読む」社会からマンガを「語る」社会へ―マスメディア言説でのマンガの表現に関する「有害図書」論争の変遷から ほか)

出版社・メーカーコメント

2000年代以降、日本のマンガ作品は海外でMANGAという言葉を生み出すほど大きな影響力をもち、各国・各地域で受容されて、独自の文化として読者に親しまれている。一方で、日本の特に少女マンガは女性をエンパワーメントしながら性や暴力への問題提起を表現に織り込んできたため、規制の不十分さが批判されもしてきた。マンガは、自由に主体性を表現するグローバルな文化として、このまま定着し発展していけるのだろうか。本書では、萩尾望都への25,000字超のインタビューを筆頭に、自由と規制という切り口を軸にして、SNSのエッセイマンガ、有害図書論争、成人向けマンガなどを検証する。また、香港・マレーシア・シンガポール・フィリピンなどのマンガ家との対話を積み重ね、BLマンガや規制の実態も浮き彫りにする。さらに、アメリカの図書館員やアーティストの貴重な聞き書きも収める。グローバルな展開をみせるマンガと女性をめぐる主体的な表現の可能性や葛藤を、表現者へのインタビューと研究者の論考から立体的に描き出す。

著者紹介

大城 房美 (オオギ フサミ)  
筑紫女学園大学文学部教授。専攻は比較文化・文学、女性学、アメリカ文学・文化
長池 一美 (ナガイケ カズミ)  
大分大学国際教育推進センター教授。専攻は大衆文化研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)