楳図かずお論 マンガ表現と想像力の恐怖
出版社名 | 青弓社 |
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出版年月 | 2015年6月 |
ISBNコード |
978-4-7872-9228-5
(4-7872-9228-5) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 516P 22cm |
商品内容
要旨 |
『へび少女』『おろち』『イアラ』『漂流教室』『洗礼』『まことちゃん』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』…。名作を描き続けた孤高の人、楳図かずお。本書は、恐怖に加え、子ども、母、神、美と愛、夢、時間といったモチーフを縦横に織り込んで描かれた楳図作品を、主題論・作品論・表現論・文献学を総合して読み解き、その可能性の中心を照らし出す。恐怖マンガの巨匠と称され、多くのマンガ家たちからの尊敬を集めながらも、一面的に批評されがちな作品評価をくつがえし、コマ割りや描線、運動と時間の生成などマンガ表現の原理を検証しながら、その哲学性と芸術性の全貌を再評価する大著。充実した年譜と作品目録、書名・人名・語彙の索引を付す。 |
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目次 |
第1章 楳図かずおの恐怖概念 |