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ライトノベル・フロントライン 2

特集イチゼロ年代のライトノベル

出版社名 青弓社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-7872-9234-6
4-7872-9234-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 203P 21cm
シリーズ名 ライトノベル・フロントライン

商品内容

目次

特集 イチゼロ年代のライトノベル(イチゼロ年代を駆ける作家―十文字青インタビュー
推薦作品ブックレビュー
「青春ラノベ」の“終わり”―『俺妹』『はがない』『俺ガイル』を中心として
ラノベで卒論!―文学研究篇
踏み出すことでみえるもの
「悪の娘」を生み出したボーカロイドとCGM文化
ボカロ小説の趨勢
ライト文芸の普及と拡大
韓国のライトノベル―その輸入と進化
中国ライトノベルの足跡をたどりに)
小特集 児童文学とライトノベルのあいだ(如月かずさインタビュー
児童文庫ブックレビュー
物語を「読む」ということ―荻原規子作品における物語受容の問題
「児童文庫」と消費される心地よさ
小・中学校での「朝の読書」のいま)
アニメ化作品紹介
コミック化作品紹介
連載(ガーリーノベルの現在(第2回)妻たるオトメと働くオトメ
ライトノベル翻訳事情(第2回)ライトノベルはどのような英文に翻訳されたのか
ラノベ史探訪(第2回)専門レーベルの誕生―「角川文庫・青帯」から「スニーカー文庫」へ
ライトノベル時評(第2回)ウェブ小説の流行とウェブ雑記の拡張)

おすすめコメント

特集では、ラノベ市場の変化、ウェブ発の作品の拡大、インターネットを介した作家と読者のコミュニケーションの活発化など、今日的なメディア状況を踏まえながら、イチゼロ年代(2010年代)のライトノベルをめぐる動向に迫る。話題沸騰のテレビアニメ『灰と幻想のグリムガル』の原作者・十文字青へのインタビューをはじめ、ボカロ小説やライト文芸に関する論考、中国・韓国のラノベ事情のレポートなどを収め、さらにライトノベル研究会のメンバーが推薦する個性豊かな作品もレビューする。 小特集は「児童文学とライトノベルのあいだ」と題して、ライトノベルに接近しつつある児童向けエンタメの現状と、その実態に迫る。また『ミステリアス・セブンス』の著者・如月かずさへのインタビュー、『西の善き魔女』などの作家・荻原規子論、児童文庫や「朝の読書」運動についての論考から、児童文学の新たな可能性を照らす。 アニメ化・コミック化作品の紹介やバラエティー豊かな連載も充実、いま唯一のライトノベル批評誌である『ライトノベル・フロントライン』第2号、発進!

出版社・メーカーコメント

特集では、ラノベ市場の変化、ウェブ発の作品の拡大、インターネットを介した作家と読者のコミュニケーションの活発化など、今日的なメディア状況を踏まえながら、イチゼロ年代(2010年代)のライトノベルをめぐる動向に迫る。話題沸騰のテレビアニメ『灰と幻想のグリムガル』の原作者・十文字青へのインタビューをはじめ、ボカロ小説やライト文芸に関する論考、中国・韓国のラノベ事情のレポートなどを収め、さらにライトノベル研究会のメンバーが推薦する個性豊かな作品もレビューする。小特集は「児童文学とライトノベルのあいだ」と題して、ライトノベルに接近しつつある児童向けエンタメの現状と、その実態に迫る。また『ミステリアス・セブンス』の著者・如月かずさへのインタビュー、『西の善き魔女』などの作家・荻原規子論、児童文庫や「朝の読書」運動についての論考から、児童文学の新たな可能性を照らす。アニメ化・コミック化作品の紹介やバラエティー豊かな連載も充実、いま唯一のライトノベル批評誌である『ライトノベル・フロントライン』第2号、発進!

著者紹介

大橋 崇行 (オオハシ タカユキ)  
作家。東海学園大学教員。専攻は日本近代文学
山中 智省 (ヤマナカ トモミ)  
目白大学教員。専攻は日本近代文学、サブカルチャー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)