• 本

ひらめかない人のためのイノベーションの技法 「創造性」を創り出す!

出版社名 実務教育出版
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-7889-0807-9
4-7889-0807-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 270P 19cm

書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍

要旨

創造性(クリエイティビティ)、独創性、ひらめき、イノベーションといったワードが、今の時代のビジネスではもてはやされるのは確かだろう。だが、生来の天才ならいざ知らず、これらの特性やスキルは、一般のビジネスパーソンにはどうやって身につければいいか、見当もつかないのではないだろうか。本書では、自らを「ひらめかない」「発想力が貧しい」「センスがない」タイプだと見なす著者が、これまでの経験などから学びとった、イノベーションにつながる発想をする、あるいは創造的な仕事をするための方法を紹介。価値基準を変えてみる、うまくコミュニケーションをとり、一人ではなく多くの人の知恵を集めてみる、研究現場における「科学的手法」を応用してみる、などビジネスの場で「発想」や「イノベーション」と格闘する際に役立つ多数のヒントを提供している。著者は農業研究者で、水耕栽培(養液栽培)では不可能とされていた有機質肥料の使用を可能にする栽培技術や、土壌を人工的に創出する技術を開発。著書に『自分の頭で考えて動く部下の育て方』(文響社)などがある。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年3月13日]

商品内容

要旨

発想力の貧しい農業研究者が20年かけて言語化・実証した、凡人でもできる仕事で「独創性」を発揮するコツ!

目次

1 「価値基準」のよるイノベーション(「暗黙の価値基準」を脇に置く
「信念」を更新する ほか)
2 「衆知」によるイノベーション(万人を師と仰ぐ
「無知」から「知」を生む産婆術 ほか)
3 「科学的手法」によるイノベーション(赤ちゃんも実践!「科学の5段階法」
教科書の「前提」「解釈」を問う ほか)
4 「ズレ」によるイノベーション(あえて異分野の知識を混同する
誤解は発明の母 ほか)
5 「マネジメント」によるイノベーション(アイディア実現のためのネゴシエーション力
トコトン使い手に寄り添う ほか)

出版社・メーカーコメント

センスがなくてもイノベーションできる!オックスフォード大のオズボーン准教授によると、AI時代の人材に重要な要素に「創造性」が挙げられている。創造性は生まれつきのセンス次第というイメージが強い。しかし自他ともに独創性のカケラもないと認められていた著者の篠原氏は、140年間も不可能とされてきた「水耕栽培での有機肥料の利用」というイノベーティブな技術開発の成功で世界中から注目を集めた。センスがなくても創造的な仕事を生み出すコツをユーモアたっぷりの文章で紹介する。

著者紹介

篠原 信 (シノハラ マコト)  
1971年生まれ、大阪府出身。農学博士(京都大学)。農業研究者。中学時代に偏差値52からスタートし、四苦八苦の末、三度目の正直で京都大学に合格。大学入学と同時に塾を主宰。不登校児や学習障害児、非行少年などを積極的に引き受け、およそ100人の子どもたちに向き合う。本職は研究者で、水耕栽培(養液栽培)では不可能とされていた有機質肥料の使用を可能にする栽培技術や、土壌を人工的に創出する技術を開発。世界でも例を見ない技術であることから、「2012年度農林水産研究成果10大トピックス」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)