• 本

文脈病 ラカン/ベイトソン/マトゥラーナ

出版社名 青土社
出版年月 1998年9月
ISBNコード 978-4-7917-5659-9
4-7917-5659-2
税込価格 2,860円
頁数・縦 425P 20cm
シリーズ名 文脈病

商品内容

要旨

ベイトソンの学習理論、フロイト‐ラカンのシニフィアン理論、マトゥラーナのオートポイエーシス理論などと、分裂病や神経症の臨床経験を独自に重ね合わせ、精神病理学理論に新たな地平を拓き、吉田戦車、D.リンチ、F.ベーコン、H.ダーガー、宮崎駿、庵野秀明など、特異な作家達の描く「顔」のなかに、人間の本質と文化の現在を読み解く、野心的な試み。

目次

第1部 文脈の分析(「運動」の倫理―あるいは表象コンテクスト試論
妄想漫画事始め
吉田戦車論―健常なる破瓜病
リンチ状無意識―リンチとベーコン ほか)
第2部 文脈の生成(ウィルス性唯物論者
「存在しない女性」の効用―「サブリミナル」と女性の表象
回帰する「学習2」―ラカン・ベイトソン・高野文子
抱擁函あるいはドゥルージアンの発達 ほか)