若い読者のための第三のチンパンジー 人間という動物の進化と未来
出版社名 | 草思社 |
---|---|
出版年月 | 2015年12月 |
ISBNコード |
978-4-7942-2175-9
(4-7942-2175-4) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 350P 19cm |
内容詳細要旨(情報工場提供) 私たちはたいてい、高度な文明を築いた「人間」を、他の動物はまったく異なる別の生き物として捉えている。ところが、実はヒトの遺伝子の98%はチンパンジーと変わらないことが、研究によって明らかになっている。本書では、「ヒトとチンパンジーを分けるわずかな違いはどこにあるのか」「人間とはどんな動物なのか」などの疑問について、先史時代から現代に至るまでの文明史をたどりながら論じている。性行動、加齢、芸術、農業、薬物乱用、地球外知的生命の可能性、征服とジェノサイド(大量虐殺)、種の絶滅など多岐にわたるテーマに、進化生物学、遺伝学、人類学、生物地理学などの視点からアプローチ。著者はピュリッツァー賞を受賞したベストセラー『銃・病原菌・鉄』で知られる進化生物学者・生理学者・生物地理学者で、本書はその第一作に最新の情報を加え、読みやすくコンパクトにしたものである。 |
商品内容
要旨 |
ダイアモンド博士の第一作『人間はどこまでチンパンジーか?』が、最新の情報を取り入れてより読みやすくコンパクトに!『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』『昨日までの世界』のテーマがこの1冊に凝縮!「人間とは何か」を問う知的冒険の一冊! |
---|---|
目次 |
第1部 ありふれた大型哺乳類(三種のチンパンジーの物語 |
おすすめコメント
チンパンジー(コモンチンパンジー)、ボノボ(ピグミーチンパンジー)と人間の遺伝子はじつに「98.4%」が同じ。人間は「第三のチンパンジー」。たっ「1.6%」の差異が、なぜここまで大きな違いを産み出したか? 分子生理学、進化生物学、生物地理学等の幅広い知見と視点から、壮大なスケールで「人間とは何か」を問い続けるダイアモンド教授の記念すべき第一作が、より最新の情報をふまえ、読みやすくなって登場!