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鬼谷子 100%安全圏から、自分より強い者を言葉で動かす技術

出版社名 草思社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-7942-2177-3
4-7942-2177-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

道徳すら武器。恐ろしく実戦的。中国古典の最終兵器『鬼谷子』、ここに解禁!中国戦国時代、王という自分より強い立場の人間を、身を守りつつ動かすための「策謀」の技術があった。一歩道を誤れば命を狙われる乱世の中、諸国を渡り歩いた遊説家たちのリアリズムと叡智が結実した一冊。

目次

0章 『鬼谷子』とはなにか?
1章 『鬼谷子』の基本―言葉を支配する者がすべてを支配する
2章 「象比」と「飛箝」―相手の本心をえぐり出す技術
3章 「内〓(けん)」―「つながり」を利用し心の内側から説得する
4章 「揣摩」―感情の「割り符」で人を動かす技術
5章 「忤合」と「抵〓(ぎ)」―一〇〇%安全をはかる身の処し方、去就の操り方
6章 対話の本質はなにか?―最も危険な罠にはまらないために
7章 「本経陰符七術」―言葉のやりとりは気の戦いである

おすすめコメント

道徳すら武器。恐ろしく実戦的。中国古典の最終兵器『鬼谷子』、ここに解禁! 孫子の師匠と言われ、始皇帝に不老不死の薬を教えたとされる謎の賢人・鬼谷子の残した一冊の書。そこに書かれているのは、「王」という自分より強 い立場の人間を、身を守りつつ動かすための「言葉」と「策謀」の技術だった。中国戦国時代、言葉一つで天下を自由自在に動かした遊説家たちの東洋式弁論術の全貌がここに明かされる。

著者紹介

高橋 健太郎 (タカハシ ケンタロウ)  
作家。横浜生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。国文学専攻。専門は漢文学。言葉の使い方や読み解き方、古典や名著を題材にとり、独自の視点で研究・執筆活動を続ける。近年は特に弁論術・レトリックをテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)