商品内容
| 要旨 |
六月初め、ようやく木戸は和平案を天皇へ上奏した。これまで幾たびも和平案を潰してきた木戸だが、なかでも開戦直前の高松宮と山本五十六の乾坤一擲の試みを潰したのも彼だった。この歴史に埋もれた昭和16年11月の秘話をこの巻では詳細に追求する。またグルー演説を待って近衛、吉田茂、鈴木貫太郎、皇太后がどのような動きをしたかを振り返る。沖縄戦は最後の局面を迎えていた。 |
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| 目次 |
第35章 この一年半を回顧して(六月十四日)(一昨年に戻って―グルーのシカゴ演説 |



おすすめコメント
敗戦の年の全社会の動きを描く大作シリーズ。内大臣木戸がこれまで戦争回避をいかに妨害してきたか。開戦直前の山本五十六による避戦工作秘話など六月までの回顧。