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生き物の死にざま

出版社名 草思社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-7942-2406-4
4-7942-2406-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

すべては「命のバトン」をつなぐために―ゾウ、サケ、セミ、ミツバチ…生命の“最後の輝き”を描く哀切と感動の物語。

目次

空が見えない最期―セミ
子に身を捧ぐ生涯―ハサミムシ
母なる川で循環していく命―サケ
子を想い命がけの侵入と脱出―アカイエカ
三億年命をつないできたつわもの―カゲロウ
メスに食われながらも交尾をやめないオス―カマキリ
交尾に明け暮れ、死す―アンテキヌス
メスに寄生し、放精後はメスに吸収されるオス―チョウチンアンコウ
生涯一度きりの交接と子への愛―タコ
無数の卵の死の上に在る生魚―マンボウ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

すべては「命のバトン」をつなぐために── 子に身を捧げる、交尾で力尽きる、仲間の死に涙する…… 限られた命を懸命に生きる姿が胸を打つエッセイ! 生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう── 老体に鞭打って花の蜜を集めるミツバチ、 地面に仰向けになり空を見ることなく死んでいくセミ、 成虫としては1時間しか生きられないカゲロウ…… 生きものたちの奮闘と哀切を描く珠玉の29話。生きものイラスト30点以上収載。

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
1968年静岡県生まれ。静岡大学大学院農学研究科教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)