• 本

教師という接客業

出版社名 草思社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-7942-2458-3
4-7942-2458-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 214P 19cm

商品内容

要旨

現役の公立小学校教師が、「接客業化」によって機能不全に陥りかけている学校の実態を生々しく綴る。教師たちのリアルな体験を紹介しつつ、教育の本来的な役割を問い直す!

目次

第1章 保護者が期待するサービス満点教師(「とにかく楽しく」という要望
あくまでもソフト路線
「ウチの子を一番で」という要望)
第2章 消えた熱血教師(リスキーな熱血指導
量産されるフツーの先生)
第3章 接客業化がもたらす弊害(上手くいっているアピール
見えざる苦情への準備)
第4章 学校にも押し寄せる変化の波(子どもたちをとりまく環境の変化
学校に期待しない風潮の蔓延)
第5章 脱接客業化宣言(接客業との決別
新たに求められる教師像)

出版社・メーカーコメント

いびつな「顧客志向」が学校を駄目にする! 現役の公立学校教諭が接客業化によって機能不全に陥りかけている学校の現状を綴る。教育現場からの勇気ある問題提起。

著者紹介

齋藤 浩 (サイトウ ヒロシ)  
1963(昭和38)年、東京都生まれ。横浜国立大学教育学部初等国語科卒業。佛教大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。現在、神奈川県内公立小学校教諭。日本国語教育学会、日本生涯教育学会会員。これからの時代に合った学校教育の在り方を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)