予測不能の時代 データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ
出版社名 | 草思社 |
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出版年月 | 2021年5月 |
ISBNコード |
978-4-7942-2511-5
(4-7942-2511-3) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 331P 19cm |
商品内容
要旨 |
世界は、以前にも増して移ろいやすく、予測不能になった。企業は「いかに変化に適応するか」という競争にさらされている。したがって、これからの時代の従業員は、未知の変化に対応するため、実験と学習を繰り返しつつ仕事のやり方を変えるという、非常に面倒なことに挑み続ける必要がある。その「面倒なこと」こそが、いまや最も生産性の高い重要な仕事だからだ。これを続けるには、従業員は幸せでなければならない。実際に、幸せな人は「面倒だが重要な仕事」に積極的であり、幸せな人が多い企業は生産性が高く、1株あたり利益も高いことが示されている。今後のマネジメントに重要となるのは、孤立やパワハラなどの「組織の病」を予防するために適切な介入・施策を行い、組織を幸せな状態に保つことだ。そのための技術も整いはじめている。いまや、著者らが開発した技術により、スマホのアプリで人々の幸せが測定可能となった。また、数多くの日本企業が参加する実証実験によって、組織を幸せに導く技術も確立されようとしているのである―。『データの見えざる手』でビジネス界に衝撃を与えた著者が、最新研究をもとに、個人や組織が「予測不能な変化」といかに向き合うべきかを論ずる、瞠目の書。 |
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目次 |
第1章 予測不能な変化に立ち向かう |
出版社・メーカーコメント
ウェアラブルセンサを使った人間や社会の行動法則をまとめた前著『データの見えざる手』がたいへん話題となった世界的研究者・矢野和男氏待望の新刊!過去の知識が活用できない予測不能の世界の中で、どのように変化に強い組織を作っていけばよいのか?組織のメンバーの「幸せ」こそがそのカギとなることを、膨大なデータと研究成果とともに提示する注目の一冊!