• 本

日本最後のシャーマンたち

出版社名 草思社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-7942-2626-6
4-7942-2626-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 349P 19cm

商品内容

要旨

半世紀にわたり日本に在住するベルギー生まれの日本学者が、不可思議な世界の人々との交流を綴ったユニークな記録。東北、沖縄、北海道、そして東京―。さまざまな文化的背景を背負うシャーマンを訪ね歩き、肉声を多数採録した貴重なドキュメント!

目次

第1部 イタコ(東北のイタコ
盲目の女性たちの悲しい運命 ほか)
第2部 沖縄(霊魂「商売」
新納和文さん、ユタ(五一歳) ほか)
第3部 東京ほか(鶴見明世さん
マリア―魂の傷を治す ほか)
第4部 北海道(アシリ・レラ―平取のアイヌのシャーマン)
結論 最後のシャーマンを称えて

出版社・メーカーコメント

社会学者として50年近く日本に住み、日本を温かい目で観察し続けてきた著者が、長年興味を持ってきた日本の霊やシャーマニズムについてまとめた本書。現在日本各地で少なくなっているシャーマンたちを探し求めて、東北のイタコから、沖縄・奄美のユタやカミンチュ、東京のシャーマン、北海道アイヌのシャーマンなどを訪ね歩き、彼らの人生や神秘体験などの貴重な証言を引き出している。「見えない世界」への好奇心は世界に共通するという視点から日本における霊のありようを探ったユニークな文化論。

著者紹介

ジョリヴェ,ミュリエル (ジョリヴェ,ミュリエル)   Jolivet,Muriel
ベルギー生まれの日本学者、1973年から日本在住。早稲田大学と東京大学で社会学を勉強、東洋学博士。上智大学外国学部フランス語学科の教授を34年間務めたあと、2017年から名誉教授。日本社会に関する著書多数
鳥取 絹子 (トットリ キヌコ)  
翻訳家、ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)