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ファーブル昆虫記誰も知らなかった楽しみ方

出版社名 草思社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-7942-2649-5
4-7942-2649-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 286P 21cm

商品内容

要旨

『ファーブル昆虫記』は実は子供向けの入門書ではない。全10巻221章を通読した人はほとんどいないだろう。この怜悧な観察記録には驚くべき指摘が満ちている。ジャン=アンリ・ファーブルという19世紀の南仏プロヴァンス人が生涯をかけて書いた長大な自然観察記である。偏屈で個性的な彼は厳密な客観性を追い求めて後世の生物学に多大な影響を与えた。本書はその真価を写真と解説文によって解き明かしたナチュラリストのためのファーブル読本。ファーブル生誕200年企画!

目次

第1章 『昆虫記』ってどんな本?(ファーブルって誰?
『昆虫記』のなりたち ほか)
第2章 ファーブルを訪ねて(故郷サン=レオン
ファーブル放浪の時代 ほか)
第3章 『昆虫記』の主人公(タマオシコガネ
狩りバチ ほか)
第4章 『昆虫記』完全読破!(よく読んでみると、すごい内容
第1巻 ほか)
第5章 『昆虫記』の楽しみ方(墓碑銘
『昆虫記』の楽しみ方 ほか)

著者紹介

海野 和男 (ウンノ カズオ)  
1947年東京生まれ。東京農工大学卒。昆虫写真家。『昆虫の擬態』(平凡社)で日本写真家協会年度賞。公式ウェブサイト「小諸日記」を運営
伊地知 英信 (イジチ エイシン)  
1961年東京生まれ。自然科学書や博物館展示物の編集者・ライター。自然観察のインタープリター。『しもばしら』(岩崎書店)で第58回児童福祉文化賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)