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ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明

出版社名 草思社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-7942-2725-6
4-7942-2725-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 289,36P 19cm

商品内容

要旨

釘、車輪、バネ、磁石、レンズ、ひも、ポンプ。時計から人工心臓まで、小さくても劇的に人々の暮らしを変えたこれらの発明を、女性エンジニアが自身の体験とともに鮮やかに綴る。

目次

1 釘―ものを固定することは偉大なり
2 車輪―ものを遠くへ運ぶこと
3 バネ―力を溜めたり、解放したり
4 磁石―情報が距離を超えてゆく

出版社・メーカーコメント

釘、車輪、ばね、磁石、レンズ、ひも、ポンプ。これらは原理自体は単純でも、大きなパワーを生み出したり、長い距離を運ぶことを可能にしたりと、私たちの歴史の発展に欠かせないものです。さらに現代においては、人工心臓や宇宙服などに利用されており、最先端の技術にも不可欠なものなのです。これらの、「小さくて偉大」な7つの発明とその応用について、女性エンジニアが鮮やかに綴ります。図版多数収録。「この大変魅力的な本には、とても深いメッセージが込められている。それは、いかに多くのテクノロジーが、ほんの小さな工学的な革新を巧みに反復することから生まれているか、ということだ。」フィリップ・ボール(『かたち』『流れ』)「どのページにもエンジニアリングへの情熱が溢れている……ロマ・アグラワルは、構築された世界がどう機能しているのかを理解し、私たちに「自分のための機械」を作りたいと再び夢見させる特別な技を持っている。」アンジェラ・サイニー(『科学の女性差別とたたかう』)「私たちの世界を動かしている地味に見えるデバイスについて、エンジニアならではの興奮とディテールへの情熱で魅力的な物語として綴っている。」ガイア・ヴィンス(『進化を超える進化』)◆本書に出てくる発明と革新「釘」釘、リベット、ねじなど「車輪」タイヤから歯車、ジャイロなど「ばね」ゼンマイからピストル、免振技術まで「磁石」永久磁石から電話、テレビまで「レンズ」微生物の発見から、不妊治療まで「ひも」弓から楽器、吊り橋まで「ポンプ」土木工事から人工心臓、搾乳機、宇宙服まで

著者紹介

アグラワル,ロマ (アグラワル,ロマ)   Agrawal,Roma
構造エンジニア。インド系イギリス系アメリカ人。オックスフォード大学で物理学の学士号を取得した後、インペリアル・カレッジ・ロンドンで構造工学の修士号を取得。西ヨーロッパ一の高さを誇るビル「ザ・シャード」やノーザンブリア大学歩道橋をはじめとして、数々の有名な建造物の構造設計に関わる。英国王立工学アカデミーのルーク賞を含む数々の国際的な賞を受賞している
牧尾 晴喜 (マキオ ハルキ)  
1974年、大阪生まれ。一級建築士、博士(工学)。株式会社フレーズクレーズ代表。建築やデザイン分野の翻訳を手がけている。同志社女子大学、摂南大学で兼任教員。AXIS(アクシス)、VOGUE JAPAN、アイデア、GAといった雑誌での記事翻訳・執筆もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)