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菊と刀 縮約版

対訳ニッポン双書

出版社名 IBCパブリッシング
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-7946-0097-4
4-7946-0097-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 183P 19cm

商品内容

要旨

日本人の不可解な行動パターンを解く鍵は「恩返し」と「義理を果たす」という概念にあった。また、その強制力となっている概念が「恥」なのだ。ルース・ベネディクトの考えを異文化コミュニケーションの観点から検証する!日米不滅のロングセラーをわかりやすい英語と新訳で。

目次

日本という研究課題
戦時下の日本
分相応に振る舞うこと
明治維新
過去と世間への負い目の中で
一万分の一のお返し
最も困難な恩返し
汚名をそそぐ
人の情の領域
美徳のジレンマ
修練
子供は学ぶ
第二次世界大戦以降の日本

著者紹介

ベネディクト,ルース (ベネディクト,ルース)   Benedict,Ruth
1887‐1948。ニューヨーク生まれ。文化人類学者。ヴァッサー大学卒業後、アメリカ人類学会の設立にも尽力したコロンビア大学のフランツ・ボアズ教授のもと人類学の研究を始めた。第2次世界大戦中の1944年にアメリカ戦時情報局の依頼で日本関連の調査を開始し、2年後、その研究成果を『菊と刀』として出版、日米両国でロングセラーとなっている
西海 コエン (ニシウミ コエン)  
米国在住のビジネスコンサルタントおよびトラベルライター。旅行誌など多数に、旅、文化、歴史に関する記事を寄稿。東京とニューヨークをベースに取材、撮影、インタビューなどをするプロダクションを運営。日本人に向けたビジネスコミュニケーションに関する書籍を多数執筆。その分野のコンサルタントとしても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)