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壜の中の手記

晶文社ミステリ

出版社名 晶文社
出版年月 2002年7月
ISBNコード 978-4-7949-2732-3
4-7949-2732-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 332P 20cm

商品内容

要旨

アンブローズ・ビアスの失踪という米文学史上最大の謎を題材に、不気味なファンタジーを創造し、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞を受賞した名作「壜の中の手記」をはじめ、無人島で発見された白骨に秘められた哀しくも恐ろしい愛の物語「豚の島の女王」、贈られた者に災厄をもたらす呪いの指輪をめぐる逸話「破滅の種子」、18世紀英国の漁師の網にかかった極彩色の怪物の途方もない物語「ブライトンの怪物」、戦争を糧に強大な力を獲得していく死の商人サーレクの奇怪な生涯を描いた力作「死こそわが同志」他、思わず「そんなバカな!」と叫びたくなる、異色作家カーシュの奇想とねじれたユーモアにみちた傑作集。

著者紹介

カーシュ,ジェラルド (カーシュ,ジェラルド)  
1911‐1968。イぎリスの小説家。パン屋、レスラー、ナイトクラブの用心棒、新聞記者などの職を転々としながら文筆生活に入り、ミステリ、都会小説から、SF、怪奇小説、ファンタジーまで、幅広いジヤンルにまたがる夥しい作品を発表した
西崎 憲 (ニシザキ ケン)  
翻訳家・アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)