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がんと心

出版社名 晶文社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-7949-6638-4
4-7949-6638-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 203P 19cm

商品内容

要旨

多くの人が治るようになった今も、がんは死に至る病として、告知をされた人の衝撃は大きい。また、長い闘病生活での葛藤。再発への不安。がんにはがんそのものの闘病と、精神的な闘病と二つの側面がある。がんのつらさとは何か?精神科医の内富庸介先生と、エッセイストの岸本葉子さんが、がんと心についてトコトン話し合った。主治医とのつきあい方、ストレスとがんのホントの関係、第2の患者=家族のこと、サポートグループの効用、そして、もし、再発をしてしまったら…。不安や孤独は、つきることはないけれど、それは、あなただけじゃない。病はあっても、自分らしく、生きるための心の指針。

目次

サイコオンコロジーについて
告知を乗りこえる
ソーシャルサポートの必要
心のケアの専門家
仲間をつくる
がんとストレスの常識、非常識
副作用と後遺症
代替療法について
医者と患者のコミュニケーション
どこからケアが始まるのか
医療者は癒されるか
再発後の治療
さまざまな悩み
家族のケア
看取りについて
再統合に向けて

おすすめコメント

主治医とのつきあい方、ストレスとがんのホントの関係、第2の患者=家族のこと・・・。国立がんセンター・精神科医の内富庸介と『がんから始まる』の岸本葉子が語る、がん闘病の心の指針。不安や孤独、それは、あなただけじゃない・・・。

著者紹介

岸本 葉子 (キシモト ヨウコ)  
1961年生まれ。エッセイスト。東京大学卒業。女性の生き方、考え方などを、身辺雑記を中心に、真摯で楽しいエッセイとして発表してきた
内富 庸介 (ウチトミ ヨウスケ)  
1959年生まれ。精神科医。広島大学医学部卒業。国立呉病院・中国地方がんセンターを経て、米国スロンケタリングがんセンター記念病院にて研修をうけ、現在は国立がんセンター研究所支所・精神腫瘍学研究部部長。専門は、がんの診断後に生じる落ち込みや不安のケアについて(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)