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追悼私記

出版社名 JICC出版局
出版年月 1993年3月
ISBNコード 978-4-7966-0586-1
4-7966-0586-X
税込価格 1,495円
頁数・縦 236P 20cm

商品内容

要旨

究極の人間論は追悼文にあり。人はなぜ追悼文を書くのか?そして、追悼文が意味をもつのはなぜなのか?それは、その死が仕事の中絶につながり、そのことが何らかの意味で人に痛切さをのこすからである。また死を契機にして書かれた即興の文が、巧まずして、その人間の本質を穿つからにほかならない。―小林秀雄から美空ひばりまで、達意の文で綴る待望の追悼文の集成。

目次

中上健次 比類のない文学思想
井上光晴 井上光晴の声
今西錦司 ただ一度の出会い
小山俊一 純乎とした覚者の死
小川 徹 天と地がすこし寂しく
菅谷規矩雄 弔辞
美空ひばり 偉大な哀しさ
手塚治虫 昭和の死を象徴する死
昭和天皇 最後の偉大な帝王
磯田光二鮎川信夫 ひとの死、思想の死
三浦つとむ他 かがやかしい独学像
鮎川信夫 別れの挨拶
島尾敏雄 戦争世代のおおきな砦
黒田喜夫 倫理が瘠せ細らせた
ミシェル・フーコー 現存する世界最大の思想家が死んだ
橋川文三 告別のことば
小林秀雄 批評という自意識
J.P.サルトル 「静かな絶望」のなかの死
対馬忠行 駆けぬけた悲劇
遠山啓 西日のあたる教場の記憶
平野謙 平野さんの神々
竹内好 反近代の思想
村上一郎 哀辞
岸上大作 時代の風圧の証し
三島由紀夫 重く暗いしこり
岩淵五郎 現存するもっとも優れた大衆が死んだ
吉本政枝 姉の死