• 本

コメほど汚い世界はない

出版社名 宝島社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-7966-7023-4
4-7966-7023-8
税込価格 1,362円
頁数・縦 252P 19cm

商品内容

要旨

収穫量の30倍が流通する魚沼産コシヒカリの謎!ライスロンダリングの横行、クズ米・事故米の混入、闇で売買されるブランド米の空袋、農政事務所の癒着役人、農協「農薬利権」の秘密、告発ルポ!コメ流通の知られざるカラクリ、主食にだまされる日本人。

目次

第1章 事件にならない事故米
第2章 ライスロンダリングの手口
第3章 農政事務所の一寸先は闇
第4章 旨くないコメが増えたワケ
第5章 農協、農林中金、農水省の不都合な話
第6章 農地転売でボロ儲けする偽装農家

おすすめコメント

農業経済の復興が叫ばれている昨今ですが、そのカナメはコメです。しかし、私たちはコメがどのように流通しているのか、ほとんどその実態を知りません。本書は、コメ流通の闇から農政事務所の不都合な実態、生産農家の不明瞭な土地取引、農協、農水族、農水省の癒着問題、さらには自主流通米のウラで横行しているライスロンダリングの手口(事故米の混入、ブランド米偽装)など、日本人の主食「コメ」の暗部を、初めて具体的に取材したルポルタージュ。都市住民から生産者まで、驚くべき事実が明かされます。

著者紹介

吾妻 博勝 (アズマ ヒロカツ)  
1948年生まれ、東北出身。元週刊文春記者。海釣り、野菜作り、料理などを通して食のウラとオモテを実践取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)