• 本

身近な雑草のふしぎ 野原の薬草・毒草から道草まで、魅力あふれる不思議な世界にようこそ

サイエンス・アイ新書 SIS−114

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-7973-4986-3
4-7973-4986-7
税込価格 1,047円
頁数・縦 238P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 雑草の世界の奥の深さ

     自然が少なくなったと言われる今においても、常に我々のそばにあって
    たくましく根を生やし、時には疎まれる「雑草」というカテゴリに焦点を
    合わせた一冊。著者による解説とスケッチに加え、いくつかの写真によって
    各種の雑草と、その近縁種を紹介する。

     驚くべきはその種類の多さだけでなく、過酷な環境にあっても彼らが
    根を生やし、繁栄をつかみ取るそのメカニズムである。あるものは根元に
    菌類を育ててやせた土地に耐え、またあるものは他の植物をあてにして
    長く高く、伸びあがり…。

     どこかで見たことのあるような種類から、誰もが知っているあの草など、
    道端を飾り、時として我々が疎み、その草刈りに発狂する雑草たちの世界の
    深淵に迫る。読後はちょっとその辺を、地面を見ながら歩いてみたくなる一冊。

    (2013年4月17日)

商品内容

要旨

山や林、野原、道端、そして家の庭でひっそりと、しかし美しく、しなやかに生きる多種多様な雑草たち。鮮やかな姿、凛とした生命力、めずらしい変異種・原種まで超美麗なイラスト&写真とともに解説していきます。

目次

プロローグ 雑草を学問する
第1章 ひどい名前のそのワケを(全国行脚の陰嚢様―オオイヌノフグリ
究極の珍品タマタマ―イヌノフグリ ほか)
第2章 華麗なる毒草、やんちゃな薬草(食べぬが仏、食べても仏―ニリンソウ
「婿だまし」の伝説―フキ ほか)
第3章 四季折々の美術品(里山の名脇役―ムラサキハナナ
せっかちな春の妖精―セツブンソウ ほか)
第4章 蹴られても、踏みにじられてもひと花咲かすよ(大自然に帰れた才媛―レンゲソウ
荒地と果樹園の総合商社―カラスノエンドウ ほか)

著者紹介

森 昭彦 (モリ アキヒコ)  
1969年生。サイエンス・ジャーナリスト。ガーデナー。自然写真家。おもに関東圏を活動拠点に植物と動物のユニークな相関性について実踏調査・研究・執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)