本当は分裂は避けられない!?中国の歴史
SB新書 298
出版社名 | SBクリエイティブ |
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出版年月 | 2015年4月 |
ISBNコード |
978-4-7973-8147-4
(4-7973-8147-7) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 271P 18cm |
商品内容
要旨 |
矛盾のはけ口を対外膨張政策に求める中国、その帰結するところは?巨大国家でありながら脆弱、その歴史的必然! |
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目次 |
中国は四〇〇年の歴史しかないという理由 |
おすすめコメント
◆中国はいまや世界第2位の経済大国となったが、巨大国家でありながら、脆弱であることは否めない。◆「中国四千年」というと、長期にわたり安定した歴史を持つ国と誤解されがちだが、諸民族による征服と分裂の繰り返しこそが中国の歴史であり、ひとつの政権のもとで安定的な発展を維持することはまれだった。◆歴史的に、そもそも「冊封関係」という言葉自体、中国や韓国でも使われていない現実……。東アジアで中国を頂点とした秩序があり、それが平和を保たせていたというのも幻想である。これは中国政府に媚を売ろうとして日本の歴史学者が使いたがる「ガラパゴス史観」であった。矛盾のはけ口を対外的な膨張政策に求めがちな中国、その歴史をひも解く! ◆中国の歴史を振り返ってみると、これほど外国の侵略に対してあっさりと屈服し、支配を受け入れてきた民族もない。共産党がいまでも抗日を国是としている理由、中国でもっとも尊敬されている日本人の一人が大平正芳である理由、高句麗や渤海の後継国家が、中国か朝鮮かで中韓でのホットな議論となっていることなど、中国人も知らない本当の中国史!