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知られざるステルスの技術 現代の航空戦で勝敗の鍵を握る不可視化テクノロジーの秘密

サイエンス・アイ新書 SIS−369

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-7973-8255-6
4-7973-8255-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

2016年1月28日、防衛装備庁は愛知県で先進技術実証機・三菱X‐2を報道公開しました。X‐2で検証される技術の中で高い関心を集めているのはレーダーに対するステルス性でしょう。戦闘機は発展の過程でジェット機であることがあたり前になり、超音速飛行能力やレーダーの搭載も常識化してきました。ステルス性も間違いなく将来の戦闘機に必須の能力となります。そこで本書では、研究各国がトップ・シークレットとするステルス技術を可能な限り調べ、最新情報を1冊にまとめていきます。

目次

第1章 先進技術実証機「三菱X‐2」とは?(三菱X‐2とは?
「X」の意味 ほか)
第2章 ステルス技術(ステルスとは?
人による航空機の探知 ほか)
第3章 アメリカでの研究と実践(U‐2撃墜の衝撃
U‐2の対レーダー対策 ほか)
第4章 ステルス機と実戦(F‐117の初陣 パナマ侵攻1
F‐117Aの役割 パナマ侵攻2 ほか)
第5章 アメリカ以外のステルス機(アメリカ以外のステルス機の現況は?
スホーイT‐50 1 概要 ほか)

おすすめコメント

【現代戦を戦う最新の戦闘機・爆撃機に必須のステルス技術を航空評論家の第一人者・青木謙知氏が1冊にまとめました。】 【『F−22はなぜ最強といわれるのか』『第5世代戦闘機F−35の凄さに迫る!』などの著者・青木謙知氏が、現在明らかになっているステルスの技術を徹底解説します。先進技術実証機・三菱X−2はもちろん、最強戦闘機として名高いF−22、平成29(2017)年度以降に航空自衛隊で運用が始まるF−35A、すでに実戦投入されているF−117、B−2といったステルス機の技術まで豊富な写真とイラストでわかりやすく解説します。】 ■リード 2016年1月28日、防衛装備庁は愛知県で先進技術実証機・三菱X−2を報道公開しました。X−2で検証される技術の中で高い関心が持たれているのはレーダーに対するステルス性でしょう。ステルス技術は、研究している各国でトップ・シークレットなので情報は極めて限られています。戦闘機が発展の過程でジェット機であることがあたり前になり、超音速飛行能力やレーダーの搭載が常識化してきたように、ステルス性も将来の戦闘機に必須の能力となることは間違いありません。そこで本書では「X−2とはなにか」という素朴な疑問を皮切りに、現在公開されているステルス技術の最新情報を1冊にまとめていきます。

著者紹介

青木 謙知 (アオキ ヨシトモ)  
1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』編集長。1988年6月、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。航空専門誌などへの寄稿だけでなく新聞、週刊誌、通信社などにも航空・軍事問題に関するコメントを寄せている。日本テレビ客員解説員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)