「弱虫」でも強くなる!ひとつ上のロードバイク〈プロ技〉メソッド
SB新書 302
出版社名 | SBクリエイティブ |
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出版年月 | 2015年6月 |
ISBNコード |
978-4-7973-8260-0
(4-7973-8260-0) |
税込価格 | 935円 |
頁数・縦 | 227P 18cm |
商品内容
要旨 |
40代や50代の中高年、体力のない女性にも伸びしろがたくさん残されており、劇的に強くなれる可能性を秘めている。ロードバイク歴40年、還暦を迎える現役実業団登録選手にして自分の息子より若い選手に競り勝つ著者の“ひとつ上のプロ技”は、どんな人の潜在能力もグングン引き出してくれる。機材を愛でる醍醐味から超効率的に走力をアップする練習法、レースへの誘いまで、これまで明かしてこなかった具体的なノウハウを、満を持して初公開! |
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目次 |
序章 美術を愛する文化系が五輪代表に |
おすすめコメント
ロードバイク乗りとして何歳まで速くなれると思うだろうか? 「30歳前後、せいぜい35歳ぐらいまでなんじゃないか」となんとなく思っている人が多いのではないか。しかし、著者の考えと実体験は違う。「ほとんどの人は40歳過ぎてからでもまだまだ強くなれる!」と確信しているのだ。「とくにロードバイクに乗り始めて間もない人ほど、劇的に強くなれる可能性を秘めている!」と断言する。そう、おやじ(おばさん)世代でも、まだまだ強くなれるのだ。中年世代であっても、いや中年世代だからこそ、ロードバイクは走れば走るほどハマる。スポーツは得意でなくても、やればやるほど自分の体力的成長を感じ、面白くなるからだ。健康管理やダイエットの一環でサイクリングを始め、夢中になったという例も少なくない。一方で、エコ意識の高まりを受け、ライフスタイルに自転車通勤などを取り入れる人も増えている。また、ロードバイクはゴルフやスキー、自動車などにも通じる“機材スポーツ”だけあって、趣味性も高い。単なる運動というよりも、ロードバイク本体や各種パーツ、サイクルジャージやデジタル小物に至るまでの“所有欲”と、それを愛でるという側面も大きな醍醐味となる。実際、プロ顔負けのレース仕様車とサイクルジャージで街中や郊外を走る人も多い。トップ選手が乗る高性能マシンはF1なら億単位だが、ロードバイクなら50万〜100万円と大人なら買えなくはない値段。ゴルフやスキー、自動車のようにある程度遊び金に余裕のあるユーザーの所有欲をくすぐり、ブームを後押ししている面もある。本書では、ロードバイク購入中心層であるアラフォー世代をメインに、機材を愛でる醍醐味から効率的に走力をつける乗り方や練習法、ホビーレースへの誘いまで、40年近くロードバイクに乗り続けている著者だからこそ知り得るサイクリスト目線の地に足のついた語り口で手取り足取り指南する。「あー、早く自転車に乗りたいなぁ」。そんな気をさらに強くさせてくれる1冊!